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Books一般書・研究書

書籍紹介

デイヴィッド・ロッジ

イギリス文学・イギリス文化

デイヴィッド・ロッジの小説世界 
著者 森 晴秀 著
ユーモアと笑いにみちた多声的表現方法で展開されるロッジの小説世界の魅力を余すところなく伝える好著。巻末にはロッジとの特別インタビューを掲載した。
判型・頁数 A5判上製・294頁
定価 本体3,000円+税
ISBN 978-4-7553-0257-2
出版年月 2010年6月

はじめに
第一章 初期の作品群から―若き芸術家の肖像
 1『映画の観客』―意識のポリフォニー、多声化の芽生え/2『赤毛よ、お前は馬鹿だ』―人間性を否定する兵役―友情―愛/3『防空壕から外へ』―被爆体験―ハイデルベルグ訪問―少年の目覚め
第二章 『大英博物館は倒れる』―避妊失敗と子沢山―パロディーの発生
第三章 『交換教授』―二つのキャンパスの物語
―デュープレックスの仕組み―作者の位置―交換したのは?
第四章 『どこまでいけるか』―避妊措置禁止令不変回勅とその波紋
―地獄の消滅―ロッジ先生、登場人物に変身
第五章 『小さな世界』―悪ふざけのハイライト

第六章 『素敵な仕事』―男と女のナイスワーク
第七章 『楽園ニュース』―司祭のセックス・エデュケーション
第八章 『セラピー』―鬱、膝の激痛―治療法の新と旧―巡礼セラピー
第九章 『胸にこたえる真実』―逆インタヴューとサウナ
第十章 『考える』―シャドウ計画―小説家と工場主―個人の「意識」の不可侵性
第十一章 『作者、作者』―ヘンリー・ジェイムズへの切々たるオマージュ
第十二章 『判決は〈難聴〉』―難聴の悲喜劇―生と死
デイヴィッド・ロッジへのインタヴュー/デイヴィッド・ロッジ著作/略歴/参考文献

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